2023年から新しく北海道日本ハムファイターズの本拠地となる『エスコンフィールド北海道』が話題になっていますが、新球場には様々なこだわりが込められているのをご存じでしょうか?
この記事ではそんなこだわりを紐解いていきたいと思います。
『エスコンフィールド北海道』両翼は100メートル!
『エスコンフィールド北海道』の両翼について気になっている方が多くいるようでした。調べてみるとホームベースからファールポールまでの距離を表す両翼は100mであることが分かりました。
12球団の本拠地である球場の多くは、両翼100mとなりますので一般的な距離となります。
最も距離があるのはMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(広島市民球場)の「左翼101m・右翼100m」で、最も距離が小さいのが横浜スタジアムの「両翼94m」となります。
『エスコンフィールド北海道』は日本初開閉式の天然芝球場!
『エスコンフィールド北海道』の芝生は、天然芝が採用されました。
さらに、開閉式屋根のドーム球場は、現状では福岡PayPayドームのみになりますので、
天然芝×開閉式屋根のドーム球場は『エスコンフィールド北海道』が日本初となります。
※ちなみに、現時点で12球団本拠地球場で天然芝が使われているのは、楽天生命パーク宮城、阪神甲子園球場、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島の3球場のみです。
『エスコンフィールド北海道』は臨場感を重視した距離感!
札幌ドームはサッカーとの併用スタジアムだったため、ファウルエリアは他球場の約2倍取られており、本塁からバックネット裏までは約25メートルありました。
新球場の『エスコンフィールド北海道』の本塁からバックネット裏までは約15メートルと近くなり、ファウルグラウンド面積も縮小することで、フィールドと観客との距離が縮まり、選手の息づかいや微妙な心の動きが読み取れたり、野球の醍醐味(だいごみ)を感じることができるように配慮されています。
また、全体の1/3程度をフォールドに近いローワーコンコースレベルに配置し、臨場感を高めて「手が届きそうなフィールド」を演出しているのも魅力です。
さらに、現在の12球団本拠地球場で唯一となるのが、両翼のフェンスと外野席の間に設置されたブルペンで、客席からも近い位置で投手が投げているのを見られる楽しみも感じられる。
その他、シアトル・マリナーズの本拠地、T-モバイル・パークに設置されているメジャーリーグで最大のLEDビジョンを上回る、横幅約80m程度の超巨大LEDビジョンが1塁側と3塁側の各スタンド上に設置される予定です。
まとめ
多くの魅力が詰まった北海道日本ハムファイターズの新本拠地『エスコンフィールド北海道』!
日本初の天然芝×開閉式屋根を採用したり、観客と選手の距離が近づけることで臨場感を感じられるよう配慮していたり、魅力の詰まったスタジアムが誕生します。
完成は2023年3月となりますが、早く行きたい気持ちが高まって待ちきれませんね!
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