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ソロキャンプとは、一人で自然と自由な時間を楽しむレジャーです。
近年はキャンプブームと言われていますが、グループやファミリーではなく
「一人で楽しめる」というのが魅力のポイントです。
「ソロキャンプ」に興味があっても、どんな楽しみ方があるのか、どんな道具が必要なのかなど、何から始めていいか分からない方もいらっしゃると思います。
そんなこれからソロキャンプをやってみたいという方向けに、始め方や楽しみ方をまとめていきますので参考にしてください。
ソロキャンプの魅力
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ソロキャンプは、すべて一人で行動するため思い立ったらすぐにでも道具を持って出発することもできる手軽さが魅力です。
ファミリーキャンプやグループキャンプでは、スケジュールを確認して予定を合わせたり、それぞれの役割分担を決めたり、共有で使う道具を分担して持ち寄ったりと、他人と合わせたり調整したりすることが多いですが、ソロキャンプならそんなステップが必要ありません。
スケジュールからキャンプでやること、やらないことなど全てが自分の自由ですので思い通りの時間を過ごすことができます。
ここでソロキャンパーさんのよくある楽しみ方をいくつか紹介していきます。
自分好みの料理を作る&食べる
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キャンプの醍醐味としてキャンプ飯を作る&食べるという楽しみがあります。
ソロキャンプだと他人の好き嫌いに合わせたメニューや調理時間の都合に縛られたメニューなどを気にすることがなく、自分の好きなものだけ、好きなように作ることができます。
普段は作れない、自分だけが好きな調味料や、具材や盛り付けなどにこだわって料理を楽しむソロキャンパーさんがたくさんいます。
アウトドアアクティビティを楽しむ
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大自然というフィールドでキャンプと相性のいいアクティビティを楽しむこともできます。
ソロキャンプと合わせて、近くの山で登山やハイキングをしたり、海釣りや川釣りにチャレンジしたり、カヌーやカヤックで体を動かしたり、大自然を感じながらアクティビティを楽しむのは気持ちがいいものです。
インドア的な趣味に没頭する
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キャンプに行ったら必ずアウトドアアクティビティをしなくてはいけない、なんてことはありません。
読書や漫画を読んだり、タブレットにダウンロードしておいた映画やアニメを鑑賞したり、やりこんでいるゲームのレベルアップを目指したり、自宅でしているようなことでもアウトドアでやることで普段とは違った気持ちでできたり、誰にも邪魔されずにできたりするのもソロキャンプならではの楽しみ方です。
自然を感じながらゆっくりと時間を過ごす
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川のせせらぎや鳥のさえずりを聞きながら、壮大な山や穏やかな湖畔を眺めて好きなコーヒーを嗜む。
そよ風を感じながらハンモックに揺られて昼寝する、そんな何もしない時間という贅沢な楽しみ方もソロキャンプならでは。
焚き火をしながら炎に癒される
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早めに夕食を済ませたら、焚き火の炎が揺らぐのを眺めながら、好きなお酒を入れたグラスを傾ける。
これまでの事やこれからの事、家族や友達や恋人、仕事や趣味のことなどぼんやり考えながら炎に癒されるのもいいものです。
忙しくて普段は考えられないことを考えてみたり、逆に何も考えずにぼーっとしてみたり、焚き火には不思議な魅力があります。
ソロキャンプの移動手段
ソロキャンプを楽しむうえで必要な道具を揃えていかなくてはいけませんが、キャンプに行くための移動手段により持っていける道具が変わってきます。
公共交通機関なのか、自転車なのか、バイクなのか、クルマなのか、自分がどんな手段でキャンプに行くかを想定しておきましょう。
公共交通機関+徒歩
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電車やバスなどで近くまで移動し、最寄り駅からは徒歩でキャンプ場に向かうパターンです。
高速道路で渋滞に巻き込まれる心配もなく、維持費の高いクルマがなくてもキャンプに行けるメリットがあります。
キャンプ道具は、バックパックやキャリーバッグに詰めて行くことになりますので、移動時の負担を考えると軽量コンパクトな道具を揃える必要があります。
また、一つ一つの道具が必要かどうかの選別をして、持ち物を最小限にすることが負担を軽減することに繋がります。
自転車
画像引用元 https://jitensha-hoken.jp/blog/2019/06/solo-camp-for-parenting-mom-01/
自宅から自転車でキャンプ場に向かうパターンと、公共交通機関と合わせて行くパターンに分かれます。
徒歩キャンプと同じようにキャンプ道具の持ち運びには限りがありますので、軽量コンパクトを意識したアイテム選びが必須となります。
自転車が好きな人は、キャンプ場までの道中も楽しみになりますが、慣れていないとキャンプ場に辿り着くまでに疲れ果ててしまうことになりますので、自転車が趣味でない人には向いていないかもしれません。
バイク
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バイクツーリングでキャンプに向かうパターンです。
徒歩や自転車と比べると重量はそれほど気にしなくてもよくなりますが、やはり積載量には限度があるのでコンパクトになるキャンプ道具を揃えておくべきです。
クルマと比較して、細い道やバイクの種類によってはオフロードも走れるので行動範囲が広がりますし、高禄料金やガソリン代も安く済みますし、キャンプ場によってはキャンプ料金も安くなります。
クルマ
画像引用元 https://ameblo.jp/kagenene0827/entry-12433379313.html
クルマでキャンプ場に行く最もオーソドックスなパターンです。
クルマの積載量の範囲でキャンプ道具を持っていくことができるので、大きなものや重いものでも気にせず積み込むことができます。
荒天時には車内に避難することもできますし、季節によってはキャンプ道具が増えてしまいますが、クルマであれば最も多く積載することができますので、季節を選ばすキャンプに行けます。
ソロキャンプで揃えておきたい道具
さぁ、いよいよキャンプ道具を揃えていきますが、先程決まった移動手段に応じてサイズや重量などを考慮しながらアイテム選定をしていきます。
次からはどの移動方法でも一般的に必要なキャンプ道具をあげています。
必須というわけではないですが、こちらがあれば基本的なキャンプが過ごせます。
テント
画像引用元 https://crazycamp.net/archives/8721
ソロキャンプをする上で最も大きなアイテムである「テント」は、キャンプ場に寝泊りするために必要です。
寝る時に荷物も一緒にテント内に入れておくことを想定してソロキャンプでも2人用サイズを選んでおくと安心です。
スタンダードなドームテントやワンポールテント、パップテントなどがソロキャンプに適したタイプになります。
ワンタッチテントは設営は簡単に済みますが、構造上大きく重くなりがちですので移動方法がクルマ以外のソロキャンプには不向きと言えます。
テーブル
画像引用元 https://www.itmedia.co.jp/fav/articles/2008/05/news146.html
食材を調理したり、食事をしたりする他にも小物を置いたりする時にもテーブルがあると快適に過ごせます。
ソロキャンプでは、持ち運びに便利なA4サイズ程度の小さなものから、大きくてもコンパクトに収納できる組み立て式のものなどあります。
一緒に使うことになる椅子(チェア)との高さのバランスなど確認したうえで選びましょう。
椅子(チェア)
画像引用元 https://solocamp-do.com/introduction-of-uniflame-uf-chair-100/12012/
ソロキャンプ中は、長い時間座っていることになる椅子(チェア)は重要なアイテムです。
設営が簡単な折り畳み式や、軽量コンパクト収納ができる組み立て式があります。
各メーカーから様々なデザインのチェアが販売されています。
ネットショップでも多くの種類を見ることができますが、アウトドアショップなどで実物の座り心地を確認してみるのが理想です。
寝袋(シュラフ)
画像引用元 https://giver.jp/archives/52473
寝袋(シュラフ)は自宅での布団代わりになるもので、キャンプでの快適な睡眠に大きく影響するアイテムです。
寝袋には「快適温度」という表示がありますので、キャンプに行くシーズンに合わせて夏用・3シーズン用・冬用から選びましょう。
初心者のうちは、晩秋や冬期にキャンプに行くことはあまりないと思いますので、3シーズン用のものを選ぶといいでしょう。
マット/コット
画像引用元 https://sakidori.co/article/69417
ソロキャンプで快適な睡眠を得るためには、寝袋(シュラフ)の他に、マットやコットも一緒に揃えましょう。
テントの床面に寝袋を敷いても、地面の凸凹がそのまま伝わってきますので、そのまま寝ると背中を痛めてしまいます。
また、夏でも地面の冷気で底冷えし寒くて眠れないということにもなります。
そこで、地面の凸凹を和らげるクッションの役割や地面の冷気を遮る断熱効果を果たすマットや、アウトドア用簡易ベッドとしてのコットの上で寝袋(シュラフ)を使うようにすれば快適な睡眠を得ることができます。
焚き火台
画像引用元 https://www.lantern.camp/?p=73385
焚き火をなくしてはソロキャンプの夜は語れません。
しかし、多くのキャンプ場では直火を禁止していますので、焚き火台は必須アイテムと言えるでしょう。
焚き火だけでなく、炭火料理に使ったり、暖を取ったり、明かりとして活躍したりと重要アイテムとなります。
各メーカーさんから様々なデザインの焚き火台が販売されており、ソロキャンプに適した軽量でコンパクト収納できるものなどありますので、自分に合った焚き火台を見つけてください。
調理用バーナー
画像引用元 https://www.sportsauthority.jp/staffblog/blog/b-cmp-bunner/
料理には慣れない焚き火ではなく、ガスで安定した火力が欲しいという方は、軽量でコンパクトに収納できるシングルバーナーがおススメです。
コーヒーを沸かしたり、ご飯を炊いたり不安定な焚き火に頼らずに調理を可能にします。
登山好きなキャンパーさんには、こちらも軽量コンパクトなアルコールストーブを愛用している方も多くいます。
調理器具、メスティンなど
画像引用元 https://srdk.rakuten.jp/entry/2020/05/13/103000
ソロキャンプでの調理器具はクッカーというもので、一人用のフライパンや鍋などをスタッキング(積み重ねて)コンパクトに収納できるものが便利です。
クッカーは調理器具としてだけでなく、調理後はそのまま食器として使用することで荷物を減らすことができます。
同じような役割を持つステンレス製やアルミ製のメスティンやシェラカップなども愛用しているキャンパーも多数います。
ランタン
画像引用元 https://sotoyamaasobi.com/tool/lantern-solo/
キャンプ場の夜は照明がないと真っ暗闇になります。
トイレや炊事場に移動する時や、焚き火を消して寝る前には明かりがないと身動きできません。
ガソリンランタン、ガスランタン、オイルランタン、LEDランタン、キャンドルランタンなどの種類がありますが、初心者であれば扱いが簡単なLEDランタンをおススメします。
通常ランタンは、サイト全体を照らすメインランタン、テーブルに置くテーブルランタン、テント内を照らすテント内ランタンと用途別に準備するのがスタンダードですが、コンパクトなソロキャンプではテーブルに置いたり、テント内に吊るしたりできる使い勝手のよい1つを用意して汎用的に使うというキャンパーさんもいます。
ペグ&ペグハンマー
画像引用元 https://山行こ.com/archives/7845
ペグは、テントを設営する時に使う杭で、地面に打ち込むことでテントを固定します。
ペグハンマーは、ペグを打ち込んだり、ペグを地面から抜いたりする時に使うハンマーです。
テント購入時に付属しているペグは、固い地面だと刺さりにくくて設営に時間がかかったり、曲がってしまって使えなくなったりすることがあるので、強度のある鍛造ペグがおススメです。
また、専用のペグハンマーを使うとグイグイ打ち込んでくれるので、設営時間を短縮させることができます。
ナイフ&ナタ
画像引用元 https://www.automesseweb.jp/2021/01/09/564558
ナイフは、焚き火で使用する薪を細かくして焚き付けにしたり、調理をするのに使ったりします。
薪割りに使用するナイフは、バトニングができる厚みのあるブッシュクラフトナイフを使い、食材を切るのはコンパクトに折り畳めるフォールディングナイフが適しています。
鉈(ナタ)は、薪割りをしやすくする道具ですが、大きく重くなりますので収納や積載に余裕があれば用意するとよいでしょう。
まとめ
画像引用元 https://motob.bridgestone/feature/018/
今回はソロキャンプの楽しみ方や始め方について紹介してきました。
揃えるべき道具はたくさんありますが、キャンプ場によってはレンタル品が充実しているところもあります。
初めから全て揃えなくても、レンタルでいろんな道具を見ていき、徐々にお気に入りを見つけていくのも楽しみ方の一つです。
ソロキャンプは、大自然の中で圧倒的に自由な時間を過ごすことができる贅沢なアクティビティです。
日常の疲れをとるためだったり、自己を解放してあげるためだったり、新しいことへのチャレンジだったり、きっと心と身体を癒して明日への活力となることでしょう。
全てを自由に過ごすことができるソロキャンプをマイペースに始めてみてはいかがでしょうか。
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