画像引用元 https://vastland.co.jp/column/howto-coolerbox-use/
キャンプやアウトドアで冷たい飲み物や、食材を持ち運び・保管しておくための必要なものといえばクーラーボックスです。
クーラーボックスを新しく購入しようとすると色んなサイズや種類があって、どんな基準で
商品選びをするべきか迷いますよね。
今回は新しく購入を検討している方や、すでに持ってはいるものの買い替えや買い足しを考えている方向けにクーラーボックスの選び方について紹介していきます。
クーラーボックスの役割
画像引用元 https://sizumura-not-at.work/2020/04/13/post-14213/
夏の暑い日差しの中アウトドアレジャーでキンキンに冷えたビールを飲むのは最高ですよね♪
そんな時に役立つのがクーラーボックスです。
飲み物だけでなく、バーベキュー用の新鮮な食材なども安全に保管しておくために必要となります。
特に夏、炎天下にそのまま置いておくと食材が痛んでしまい食中毒の危険が高まります。
クーラーボックスは、飲み物や食材を「保冷する(冷たさを保つ)」アイテムで「冷やす」ものではありません。
クーラーボックス内をより冷やしておくためには、アウトドア用の保冷剤などを活用することで保冷力を高めることができます。
クーラーボックスの選び方
画像引用元 https://sports.treasure-f.com/shop/787/topics/251690/
クーラーボックスの種類は【ハードタイプ】と【ソフトタイプ】の2種類に分けられます。
スチールやステンレス、合成樹脂などの頑丈なものが【ハードタイプ】で、
ビニールや布などの柔らかいものが【ソフトタイプ】です。
それぞれに特徴が異なりますので説明していきます。
ハードクーラーボックス
画像引用元 https://tenki.jp/leisure/camp/column/happycamper/2021-03-23-12-00-00/17436988.html
ハードクーラーは、ポリプロピレンなどの合成樹脂で作られており頑丈に作られています。
外部の衝撃から、中に入れている食材や瓶などの割れやすいものを守ってくれます。
耐荷重が強いのでテーブル代わりにしたり椅子のように座っても大丈夫なタイプもあります。
車への積載の際にも上に荷物を載せることができるので、下の方に置くことで安定させることができます。
一方、重量があるのでクーラーボックスを他の荷物の上に置くのは控えた方がよいでしょう。
また、ソフトクーラーと比較して保冷力も高く食材を長時間保管しておくのに優れています。
ソフトクーラーボックス
画像引用元 https://www.bepal.net/gear/cooler/114094
ソフトクーラーは、ビニールや布などの素材で作られているため軽量で持ち運びやすいのが特徴です。
また、コンパクトに折り畳んで収納できるタイプが多く、スーパーでの買い物やデイキャンプにも適しています。
食材などを使った後の撤収時にもコンパクト収納できるのでキャンプの際のサブクーラーとしても活用できます。
ただし、ハードクーラーと比較して保冷力は劣るため長時間保存用としては向いていません。
保冷力はクーラーボックスの材質をチェック
クーラーボックスは、内臓されている断熱材の材質によって保冷力が異なります。
保冷力に影響を与える断熱材は以下のタイプに分かれます。
真空断熱パネル
画像引用元 https://www.camp-kuro.com/aiyou/1ryu/6coler/
真空断熱パネルとは、外パネルと内パネルの間に「真空の層」を作ることにより、
外気熱を内側に伝えず、内側の冷気を外に伝えない構造になっています。
断熱効果が高いため、最も保冷力に優れているタイプです。
キャンプで連泊する時や現地調達した食材を持ち帰る際などに活躍します。
保冷力は抜群ですが、小型のものでも重量があり値段も高価になり釣り用のものが多いです。
発泡ウレタン
画像引用元 https://tabichannel.com/article/455/coleman_coolerbox
発泡ウレタンは、一般的なキャンプ用ハードクーラーボックスで使用されている材質です。
保冷力も高く頑丈で、値段も手頃なものが豊富で、多くのキャンパーに愛用されています。
キャンプでの使用を目的に初めて購入される場合に迷ったらこちらのタイプを選んでよいでしょう。
アルミ蒸着+ポリエチレン
画像引用元 http://yes-we-camp-blog.com/post-11
主にソフトクーラーや折り畳めるクーラーバッグなどに使用されている材質です。
柔らかいの素材なのでコンパクトに収納することができますが、保冷力はそれなりです。
短時間使用のデイキャンプや、サブクーラーとしての使用に適しています。
発泡スチロール
画像引用元 https://ikeablog.net/blog/cooler-box/
ホームセンターなどでも安価で売っているシンプルで軽量なタイプです。
断熱性能・保冷力は一番劣り、長時間の保冷には適していません。
大きいボックス内で小分け用としたり、数時間程度の使用であれば持ち運びにも便利です。
サイズは利用人数や宿泊日数に合わせて選ぶ
画像引用元 https://hinata.me/article/915114557381252648
クーラーボックスは、大きいものから小さいものまで容量サイズの種類も豊富です。
キャンプであれば、利用人数や宿泊日数に応じてサイズを選んでみましょう。
一般的に、大人1人が1日で必要な食材や飲料の容量は約15リットルと言われています。
下は上記数値を基準とした1泊2日のキャンプでの利用人数に応じた必要な容量サイズです。
- ソロキャンプ:15~20リットル
- 大人2人:30リットル前後
- 大人2人+子ども1人:40リットル前後
- 大人2人+子ども2人:50リットル前後
- 大人4~5人:60リットル前後
飲み物をたくさん入れたい人や、大食いで食材をたくさん入れるという方は、
一回り大きなサイズを選択するとよいでしょう。
また、中に入れる容量以上に大きなサイズを選ぶと、余分な空きスペースができてしまい
保冷力が落ちてしまいますのでサイズが大きくなり過ぎないように注意しましょう。
持ち手の形状で持ち運びをラクに
クーラーボックスは、車からサイトまで距離がある時などは持ち運びやすさも気になります。
特にハードクーラーボックスは、大型で重量があるものが多く一人で持ち運ぶのは大変です。
持ち運びをラクにしてくれる持ち手のものを選ぶと大変さが軽減されます。
U字ハンドル
画像引用元 https://aucfree.com/items/g344335875
小型クーラーボックスによくついているもの主に片手で持ち上げるタイプのものです。
一緒に肩掛けがついているタイプも多くあります。
ベイルハンドル
画像引用元 https://my-best.com/271
本体の両サイドから伸びて繋がっているタイプのハンドルです。
片手でも両手でも持ちやすい形状で、2人で持つことも可能です。
サイドハンドル
画像引用元 https://fieldoor.com/accessory/northerncoolerbox/
本体の両サイドからそれぞれに持ち手がついているタイプです。
大型のクーラーボックスに多く、両手で持つか2人で持つのに適したハンドル形状です。
キャスター付き
画像引用元 https://tsurihack.com/2889
大型のクーラーボックスは重量も重くなりますので、キャスターと持ち手がついて
スーツケースのようにゴロゴロと転がせるタイプもあります。
持ち上げる必要がないので、重いクーラーボックスを持って腰を痛める心配もないですね。
まとめ
画像引用元 https://www.murauchi.com/kagu/hardcoolerbox.html
キャンプやアウトドアレジャーで活躍するクーラーボックスについて紹介してきました。
シーンや利用人数に合わせて種類やサイズなどを変えて、適切な商品を選ぶ参考にしてもらえれば幸いです。
とはいえ、状況に応じて人数も増えたり減ったりすることもあると思います。
そんな時は、オーソドックスなものをメインとして、軽量なタイプや小型タイプをサブとして使うなど複数使いをすることで様々なシチュエーションに対応できると思います。
お気に入りのクーラーボックスを見つけて快適なアウトドアレジャーを楽しんでくださいね♪
Related Posts
コメント