最近はソロキャンプが流行しており、ファミリーキャンプ場でも一人で楽しむソロキャンパーを見かける機会がふえてきました。
女子高生たちがキャンプする様子を描いたアニメ「ゆるキャン△」がブームになりましたが、その影響もあってか女性一人でキャンプする女子ソロキャンプを見かけることがあります。
一人で楽しむ分には何ら問題はないのですが、はた目から見て「もっとこうすればいいのに」、「あれ?大丈夫かな」なんてお節介な気持ちになることがあります。
今回は、余計なお世話かと思いつつもお節介心から、女子ソロキャンプで気を付けるポイントをまとめました。
女子ソロキャンプを安心して始められるように参考にしてもらえればと思います。
キャンプ場の選び方
女子ソロキャンプ初心者が安心して快適にキャンプを過ごせるかどうかは、
キャンプ場の選び方にかかっていると言っても過言ではないと思います。
まずは、そんなキャンプ場の選び方についてポイントを押さえておきましょう。
高規格キャンプ場を選ぶ
まずは、ソロキャンプに限ったことではありませんが、高規格なキャンプ場を選ぶと
キャンプを快適に過ごすことができます。
ファミリーキャンプでも共通しますが、女性は水回りの設備を気にすることが多いようです。
例えば、トイレが清潔かどうか。キャンプ場によっては、キレイに掃除が行き届いている
トイレと、あまり掃除されていなくワイルドな環境になっているトイレもあります。
また、設備についても洋式・和式、ウォシュレットがついてるかどうか、
なども重要なポイントとなります。
それと、お風呂やシャワーがあるキャンプ場は女性からの評価が高いので、快適に過ごすためには重要なポイントなのかと思います。
管理人常駐のキャンプ場を選ぶ
ソロキャンプでは予期せぬトラブルが起こっても全て一人で対処しなくてはいけません。
そんな時に管理人が常駐していれば相談してみたり、頼ったりすることができます。
管理人さんは、24時間常駐している場合と日中のみのところなどキャンプ場によって異なりますので、事前に確認したうえで予約することをおすすめします。
管理棟に売店・レンタル品がある
キャンプ初心者では、キャンプ場に到着してから忘れ物に気付くというのもありがちです。
一泊するのになくても大丈夫なものであればいいですが、テント設営に関わるものなどは
その日のキャンプをあきらめる事態になることもあります。
そんな時に管理棟で売店やレンタル品があれば、現地調達で何とかなる場合があります。
万が一の失敗の時のフォローとして売店やレンタル品のあるキャンプ場であれば安心です。
女子ソロキャンプ初心者に潜む危険
次はソロキャンプ中に起きる対人トラブルについて知っておきましょう。
特に女性の場合ですと危険度も上がってしまいますので注意が必要です。
他キャンパーとのトラブル
ゆっくり静かに過ごしたくてソロキャンプに行ったのに、近隣テントの音楽がうるさい、
深夜までどんちゃん騒ぎしてて眠れなかった、知らない人が自分のキャンプサイトに居座ってしまった、など近隣サイトのキャンパーとのトラブルが起きることがあるようです。
夜間や就寝時のトラブル
夜間にトイレに行く途中で後をつけられた、就寝中にテントに知らない人が入ってきた、
など恐怖を感じるような体験をされた方もいらっしゃるようです。
キャンプ場にいる人はみんないい人だと思いたいですが、残念ながらそうではない人もなかにはいることを忘れないでおく必要があります。
盗難トラブル
キャンプブームによって、オシャレなアイテムや高価なギアなど写真映えするようなアイテムが多数販売されるようになりました。
洗い物をするためテントを離れて炊事場に行っている少しの間に、お気に入りのギアが盗まれてしまったという事例もあります。
トラブルを避けるためにできる対策
楽しみにしていたソロキャンプを不快なトラブルで嫌な思い出にはしたくないですよね。
そんなトラブルに巻き込まれないように、できる限り事前準備をして対策をとりましょう。
携帯電話の電波が入るか確認
キャンプ場を予約する際には、携帯電話の電波が入るかどうか事前に確認しておきましょう。
また、キャンプ場内でも電波の届く場所と届かない場所がある場合は、事前に管理人さんと
話して電波の届くサイトにしてもらえるように相談してみましょう。
いざという時に、電話で助けを呼んだり、病院やお店など近くの施設を調べたりするにも電波の入る場所であれば安心できます。
キャンプ場ではフリーサイトより区画サイトが安心
キャンプ場によっては、フリーサイトと区画サイトに分かれていることがあります。
フリーサイト内はどこにテントを張ってもよいため多くの人が行き来する場所でもあります。
人通りが多く安心な反面、テント内への侵入などトラブルの元にもなりますので、使用エリアが区切られている区画サイトの方が安心して過ごすことができます。
また、予約時やチェックイン時に女子ソロキャンプであることを伝えることで、男性グループのサイトから離してもらったり、ファミリーキャンパーの隣サイトにしてもらったり調整してもらえるキャンプ場もあります。
テントに鍵を付ける
トイレや洗い物、お風呂などでテントを離れる際には、南京錠やダイヤルロックなどで
テントに鍵をかけるようにしましょう。
盗難や、就寝時の侵入などの防犯対策に役立ちます。
ソロキャンプじゃないことを装う
女子ソロキャンプということが周りにわかると、心理的に標的にされやすいので一人ではないように装うのも重要です。
男性用のサンダルや複数の履物をテント前に置いておくことで防犯効果が期待できます。
SNSへのリアルタイム更新に注意
楽しみにしていたソロキャンプでテンションがあがり、「〇〇〇キャンプ場に来てます」や「人気のアイテム〇〇〇デビュー」など、リアルタイムでSNSを更新するのも控えましょう。
自分の居場所を知らせることや、高価なギアを使用していることで、トラブルに巻き込まれるリスクを高めてしまいます。
防犯グッズの用意
どれだけ警戒していてもトラブルに巻き込まる可能性はゼロではありません。
人感センサーライトを設置しておくことで、心理的な抑止力にもつながります。
また、いざという時には周りに助けを求めることも大切ですので、防犯ブザーやホイッスルなど携帯しておくとお守り代わりになります。
まとめ
女子ソロキャンプは楽しい反面、危険もあるということを認識しておくことが大切です。
しかし、危険ばかり気にしてソロキャンプを楽しめないのは非常にもったいないです。
事前の準備をしっかりしておくことで、多くのトラブルは回避できますし、いざという時に対処もできます。
しっかりと対策をして楽しい女子ソロキャンプを過ごせるようにチャレンジしてくださいね。
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