画像引用元 https://www.naturum.co.jp/contents/scene/howto/?page=tarp
キャンプ初心者さんは、テントなどの装備をいろいろと揃えなくてはいけませんが、タープの準備はお済でしょうか?
テントは寝室になるものですが、基本的には寝るときや着替えなどに使用します。
ご飯を食べたり、会話をしたり景色を眺めたりなど、日中はリビングになるタープの下で
過ごすことが大半です。
タープの役割として、直射日光を避けることで日焼けや熱中症を防いだり、雨の日には濡れるのを防いだりできる屋根になるものです。
また、一言でタープといっても形状や構造によっていろいろな種類がありますのでどんなものを選んでいいのか迷ってしまうと思います。
そんなキャンプ初心者さんのためにタープの種類や、選び方、おすすめのタープを紹介していきます。
タープの種類は大きく分けて2つ
タープの種類は、構造の違いから大きく分けてオープンタープとスクリーンタープの2種類に分けられます。
オープンタープの特徴(非自立式)
屋根部分になる1枚の布と柱となる複数のポール、ポールを固定させるためのロープで設営するタイプのもので、キャンプ場でよくみかけるタイプのタープです。
スクリーンタープと比較してのメリットとデメリットもまとめました。
メリット:解放感がある。軽量コンパクト。慣れれば設営も簡単。張り方アレンジが可能。
デメリット:横殴りの雨は防げない。強風には弱い。タープ内に虫も入ってくる。
そんなオープンタープには、布(屋根)の形状により大きく3種類のタイプがあります。
ヘキサタープ(ヘキサゴン/六角形)
画像引用元 https://beginners-camp.com/tool/361/
六角形(ヘキサゴン)の生地を2本のポールとロープで張るタイプのタープです。
タープの種類の中でも主流のタイプで解放感や風通しが良く、設営や撤収も簡単で慣れれば
一人での設営も可能です。
レクタタープ(レクタングル/長方形)
画像引用元 https://kurashi-no.jp/I0019612
長方形(レクタングル)の生地を2本のメインポール+4本のサブポールとロープで張るタイプのタープです。
また、スクエアタープという呼び方もされています。日陰の面積を大きく取れますし、高さも確保できますので、解放感バツグンで大人数向けのタープとなります。
ウイングタープ(ひし形)
画像引用元 https://greenfield.style/article/60029/
ひし形の生地を2本のポールとロープで張るタイプのタープです。
ヘキサタープより少ないロープで張れますので、比較的簡単に設営できます。
軽量ですので、持ち運びや収納もラクですし、防風性や防雨性にも優れています。
スクリーンタープの特徴(自立式)
画像引用元 https://sakidori.co/article/84181
屋根部分になる布と柱となる複数のポールで設営しますが、ロープがなくても自立することができます。さらにロープを張ることで強風に対しても強度が増します。
また、スクリーンタープの特徴としてサイドパネル(壁面になる布)があることで、オープンタープとは異なるメリット・デメリットがあります。
メリット:プライベート感がある。風雨に強い。防虫効果。メッシュパネルなら通気性も有。
デメリット:パーツが多く大きく重い。収納や持ち運びは大変。一人での設営は難しい。
自立式には、スクリーンタープの他にもワンタッチタープというものもあります。
設営は簡単ですが、やはり収納性には適していないので荷物の多いキャンプにはあまり向いていません。
初心者のタープ選びのポイント
キャンプ初心者がタープを選ぶ際は、3つのポイントに気を付けて商品選びをしましょう。
1.設営はスムーズにできそうか
タープを設営する時は、一人で設営するのか二人以上で設営するのか、実際に設営時をイメージしてタープの種類を選びましょう。
初めから設営の難易度が高いタイプのものを選んでしまうと時間がかかってしまったり、うまく設営できなかったりします。
2.サイズ感は使用人数にあっているか
一緒にキャンプに行く人数に合った大きさのタープを選びましょう。
大人数なのにサイズが小さすぎたり、一人なのに大きすぎたりしないようにしましょう。
形状によっても異なりますが、使用人数に対して適したサイズの目安は以下の通り。
- ソロ~2人で使用:3m×3m
- 3人~4人で使用:3.6m×2.7m
- 3人~7人で使用:5m×4m
- 4人~10人で使用:6m×5m
3.収納性・持ち運びは大丈夫か
キャンプでは、テントやタープの他にも様々な道具を運ばなくてはいけませんので、できるだけ軽量でコンパクトなものを選ぶと、車の積載もラクになりますし、自宅での保管場所にも困りません。
結論:キャンプ初心者におすすめなのは「ヘキサタープ」
いろいろと紹介させていただきましたが、キャンプ初心者が初めて買うのにおすすめなのは「ヘキサタープ」となります。選んだ理由もまとめてみました。
- スタイリッシュでキャンプの雰囲気が出る
- シンプル構造で設営や撤収も比較的簡単
- 張り方のアレンジが可能
- 軽量コンパクトで収納性が高く持ち運びに便利
- 各メーカーから販売されているのでカラー、大きさ、価格などの選択肢が多い
次は、いよいよキャンプ初心者におすすめの「ヘキサタープ」を紹介していきます。
【ヘキサタープ】おすすめ7選
Coleman(コールマン) XPヘキサタープMDX
サイドポール標準装備でさまざまな設営バリエーション
メインのクロスポールは、シングルロープで設営しやすい。
クロスポールを広げるだけで、高さ調節が可能。
●使用サイズ:約460×435×230(h)cm●収納サイズ:約直径18×74cm●重量:約7.6kg●耐水圧:約1500mm●生地素材:75Dポリエステルタフタ●付属品:サイドポール、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
スノーピーク HDタープ“シールド”・ヘキサ(L)Proセット
曲線のすべてが、とにかくカッコいい!立てやすく、風に強い王道タープ
日差しをブロックするシールド加工で、幕下は涼しく過ごす事が可能。
TP-861 HDタープ“シールド・ヘキサ(M)にペグハンマー、ペグ、ポールが付属したセット。
●使用サイズ:1220×780cm●収納サイズ:80×17×22(h)cm●重量:9.8kg●耐水圧:3,000mm●生地素材:ポリエステルオックス●付属品:ウイングポール(280cm、240cm)、ソリッドステーク40(×4)、ソリッドステーク30(×4)、自在付ロープ(ニ又用10m×2、3m×2、2m×2)、ぺグハンマーPro.C、ポールケース、ロープケース、ぺグ&ハンマーケース、キャリーバッグ
DOD(ディーオーディー) いつかのタープ
はじめてでも扱いやすい ベーシックな ヘキサタープ オールインワン
キャンプで自然をぐっと身近に感じながら快適な空間をつくりだすオープンタープ。いつかオープンタープを張って快適なキャンプがしたい、そんな思いを実現させる、扱いやすさにこだわったヘキサタープ。
●使用サイズ:W420×D410cm×H230cm●収納サイズ:W67×D14×H14cm●重量:約5.2kg●耐水圧:2000mm●生地素材:ポリエステル150D●付属品:ペグ×8、ロープ×8(黒自在×4、シルバー自在×4)、ポール×2、延長ベルト、キャリーバッグ
キャプテンスタッグ CSクラシックスヘキサゴンタープUV
4~6人用に最適なリビングスペースを確保。多彩なセッティングが可能な6角形型。
ループベルトと三角布で角コーナーを補強、引っ張り強度アップ。
持ち運びや収納に便利なキャリーバッグ付。
●使用サイズ:幅400×奥行420×高さ220cm●収納サイズ:幅64×奥行13×高さ13cm●重量:約3.4kg●耐水圧:2000mm
●生地素材:ポリエステルリップストップ210T●付属品:ペグ8本、ガイドロープ(長)4本(短)4本、ハンマー1本、ポール用収納袋1枚、ペグ用収納袋1枚、キャリーバッグ1枚
CHUMS(チャムス) ブービーウイングタープ(CH62-1493)
フィールド映えばっちり、シルエットが美しいヘキサタープ
立てやすく、3~4人のファミリーキャンプにぴったりのヘキサタープです。
2本のポールをメインに、その他の角はガイライン(張り綱)でペグダウンするシンプルな構造。すばやく設営することができ高さ調節も自在。
North Eagle(ノースイーグル) フェザーライトタープ 400
ペイズリー柄がおしゃれでかわいい女子キャンパー向けタープ
ポールのほかにペグ(杭)やハンマー、カラビナなど必要なものがセットになっているので、
初心者が初めて購入するのに適したモデル。
●使用サイズ:幅400×奥行400×高さ230cm●収納サイズ:幅66×奥行13×高さ13cm●重量:約2.5kg●耐水圧:1500mm●生地素材:75DポリエステルタフタUV●付属品:ピンペグ:8本、自在つきロープ5m(ベージュ):4本、自在つきロープ3m(オレンジ):4本、カラビナ:1個、ハンマー1個 ほか
FIELDOOR(フィールドア) ヘキサタープL
強い日差しや急な雨にも対応 UVカットと高耐水加工のヘキサタープ
生地には優れたUVカットと高耐水加工が施されているので、強い日差しや急な雨にも対応。
開放的でゆったりアウトドアを楽しむことできるサイズになっています。
【レクタタープ】おすすめ3選
snow peak(スノーピーク) R HDタープ “シールド”・レクタ
有効面積が広く、実用的なレクタ型タープ。広いリビングスペースが作れます。
●使用サイズ:415×340×240cm●収納サイズ:80×17×22(h)cm●重量:3.7kg●耐水圧:3,000mm●生地素材:210Dポリエステルオックス●付属品:自在付ロープ(二又用9m×2、3m×4)、ポールケース、ぺグケース、キャリーバッグ
DOD(ディーオーディー) チーズタープ
張り方自由自在の超大型ポリコットンタープ。濃い影で涼しく、燃えにくいポリコットン生地
ポリコットン(ポリエステルとコットンの混紡生地)を使用した5.2×5.2mの超大型タープテント。全16ヶ所にポールとロープを付けることのできる正方形形状のため、状況に応じて自由自在に張ることができます。
●使用サイズ:500×500cm●収納サイズ:幅60.0×奥行19.0×高さ19.0cm●重量:約6.1kg●耐水圧:350mm●生地素材:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)●付属品:ロープ、キャリーバッグ
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)焚火タープコットンレクタ
焚火をする際に舞った火の粉から幕体の穴あきを減らすコットン生地を使用したタープ
少し重量が増しますが、耐久性が高く火の近くでも安心して張ることが出来ます。
「焚き火の小さな炎の揺らめきを眺めながら、満天の星空の下語りたい」 そんな野営の楽しみを存分に味わえる最良のレクタタープです。
●使用サイズ:440×495cm●収納サイズ:62 x 23 x 23 cm●重量:約7.4kg●耐水圧:350mm●生地素材:コットン●付属品:張り綱、収納ケース
【スクリーンタープ】おすすめ3選
Coleman(コールマン) タフスクリーンタープ
たてやすくドームテントとの連結にも最適な安心タフコンセプトスクリーンタープ
1人でもスムーズに設営できる簡単アシスト機能付き
●使用サイズ:400cm×360cm×高さ210cm●収納サイズ:φ26×74cm●重量:13kg●耐水圧:2000mm●生地素材:75Dポリエステルタフタ●付属品:張り綱、ペグ、収納袋
snow peak(スノーピーク) メッシュシェルター
メッシュパネルが多く開放的なエントリーシェルター。
フレームの数が少なく単純な構造のため簡単に設営することができます。
●使用サイズ:400cm×390cm×高さ220cm●収納サイズ:77cm×27cm×31cm●重量:12.0kg●耐水圧:1800mm●生地素材:75Dポリエステルタフタ●付属品:メインフレーム(×2)、バイザーフレーム(×2)、ジュラルミンペグ(21cm×20)、自在付ロープ(3.5m×4、2.5m×8)、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース
UNIFLAME(ユニフレーム) REVOタープLメッシュウォールセット
ゆったりしたサイト向けファミリーキャンプサイズタープにメッシュウォールをプラス
■REVOタープ L ●使用サイズ:画像参照●収納サイズ:約69×18×18(高さ)cm●重量:約6.1kg●耐水圧:1800mm
●生地素材:ポリエステルタフタ150D●付属品:張縄・ペグ(スチール8本)・ハンマー・ペグケース・ポールケース・収納ケース
■REVOメッシュウォール L ●収納サイズ:約69×18×18(高さ)cm●重量:約4.0kg●生地素材:ポリエステルリップストップ75D●付属品:張縄・スチールペグ・ペグケース・ポールケース・収納ケース・補修用メッシュ
まとめ
初心者さんがタープを選ぶさいのポイントやおすすめを紹介してきました。
初めてのタープにはヘキサタープをおすすめしていますが、中にはどうしてもレクタタープや
スクリーンタープがいい、という方もいるかと思います。
そんな方のためにそれぞれのタイプでもおすすめ商品も紹介させて頂きました。
キャンプを快適に過ごすためにはタープはなくてはならないアイテムです。
ぜひ、自分に合ったタープを見つけてご家族や気に合う友人と一緒にキャンプを楽しんでくださいね(^^♪
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