画像引用元 https://otokonokakurega.com/learn/outdoor/41584/
前回キャンプ初心者がテント泊する際に必要なシュラフ&マットを紹介しましたが、
今回はオシャレキャンパーさんにも人気のコットについて紹介していきたいと思います。
キャンプに慣れてきてコットが欲しくなってきた方や、ソロキャンプを始めたい方向けに
コットの種類や選び方について紹介していきます。
コットって何?マットと何が違うの?
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コットとは、キャンプなどのアウトドアで使う「簡易ベッド」のことで
フォールディングベッドやキャンピングコットとも呼ばれています。
役割としてはキャンプマットと同じアウトドアでの寝具にあたるアイテムですが、こちらは「身体を預ける部分が地面と接していない」ので、地面との距離を保てるため冷気や熱の影響を受けにくいです。
最近は、フロア生地のないテントや、シェルターやタープ泊をするキャンパーさんも増えてきており、そんなスタイルのキャンプにもコットは相性抜群です。
また、ベッドとしての使い方以外にも、就寝時以外はベンチや荷物置きとしても活用できます。
最近は、その便利さに加え各メーカーさんからオシャレなアイテムが販売されており注目を集めています。
コットの種類
さて、そんな気になるコットですが、地面から座面までの高さの違いでハイコット、
ローコット、2Wayタイプなどいくつか種類がありますので、それぞの違いや特徴をまとめてみました。
ローコットの特徴
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ローコットは、地面から座面までの高さが20~30cm程度のコットです。
重心が低いためバランスがよく、寝返りなどで動いてもしっかりと支えてくれます。
テント内で眠るときでも天井との距離があるので圧迫感なく眠ることができます。
また、ハイコットと比較して軽量でコンパクトなものが多く、携帯性を重視したい方にも向いています。
一方で地面に近いことによって、冷気や熱の影響を受けやすいのでコットの下にはマットを敷くのがおススメです。
ハイコットの特徴
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ハイコットは、地面から座面までの高さが35~40cm程度のコットです。
一般的なアウトドアチェアと同じくらいの高さのためベンチとして使用することも可能です。
地面から高さがあるため虫などが寄り付きにくいというメリットもあります。
また、就寝時以外には荷物置きとしても使用できますが、コット下のスペースも使うことができます。
収納時のサイズも大きく重量もあるためツーリングなどよりもオートキャンプ向きとなります。
2Wayタイプの特徴
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シーンに応じてローコットとハイコットを使い分けたいという方は2wayタイプのコットを選ぶといいでしょう。
日中はハイコットにして外でベンチとしてして使用し、夜はテント内でローコットにして
ベッドとして使う、といったことが可能です。
ただし、便利な反面パーツが増えたりや重量が重くなりがちで価格も高価な傾向にあります。
コットを選ぶ時のポイント
コットの特徴がわかったところですが、購入前にチェックしておきたいポイントをまとめました。
実際に使った時の寝心地や使いやすさなども確認して、購入後キャンプの時に「なんか違う」とならないようにしたいですね。
高さ
先程紹介したロータイプコット、ハイタイプコット、2wayコットにアウトドアショップなどで実際に寝転んでみて高さを確認するのがベターです。
サイズ(幅、長さ)
コットの寝返りを打ったりすることを考えると幅が広いほど寝心地もよいので、
横幅65cm以上あると窮屈に感じることなく眠れるでしょう。
また、身長の高い方はコットから足がはみ出さないように長さも確認しておく必要があります。
耐荷重
一般的なコットの耐荷重は80kg~となっておりますが、身体が大きく体重が重い方や、
ベンチとして使用して2~3人など複数人でコットに座ることを想定している場合は、
耐荷重の表記を確認して使用に耐えられるものを選びましょう。
ブランドによっては耐荷重150~200kgの商品も販売されています。
重量とコンパクト性
オートキャンプでは、重量はそこまで気にならないかもしれませんが、他の荷物の積載なども考慮するとできるだけコンパクトになるものが便利です。
また、ソロキャンプやツーリングキャンプなどでは軽量&コンパクトであることの優先度も
高いと思いますので、自分のキャンプスタイルに合わせて商品を選んでみましょう。
組み立てやすさ
コットは組み立てが必要なキャンプギアとなります。
ロータイプコットはコンパクトにできる分、すべてのパーツがバラバラになっておりフレームからの組み立てが必要になります。
一方、ハイタイプコットも同じように組み立ては必要ですが、中にはフレームを展開するだけで使用できるものもあります。
他のキャンプギアの積載量を考慮するとできるだけコンパクトにできるものが理想です。
まとめ
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これからソロキャンプデビューを控えていたり、今までマットを使っていたけどコットにも挑戦してみたいというキャンパーさん向けにコットの種類や選び方などを紹介してきました。
キャンプで十分な睡眠をとるのは、キャンプ二日目のアクティビティや撤収作業にも影響します。
よい睡眠をとって楽しいキャンプにするためにコットを選ぶという時には購入の参考にしてくださいね。
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